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京都御所


渉成園を出て、再び烏丸通りに戻ります。
このまま真っ直ぐ上がって行けば、地下鉄烏丸線の烏丸五条駅。
230円の切符代です。

ここからぐいいんっと、四つ目
今出川駅で下車。
駅を出ると、目の前がいきなり京都御所です。

京都御所。
言わずと知れた昔むかし、天皇が住んでいて、政治を執り行っていた場所。
普段は宮内庁に往復はがきで、見学の申し込みをしないと入れない場所ですが・・・。
しかも18歳以下だと、成人の引率者がいないと・・・なので、
入ろうと思ってもなかなか難しい場所でした。
大学生の19歳の頃。
友人たちと京都に来た時も、引率者がいなくて見学を断念した思い出がございます(−−;)

でも・・・、普段はそんな厳しいおきてのある御所ですが、
秋と春の二回。
一週間ずつくらい、一般に公開されるのです。

と、言うわけでGO。
2004年のテーマは、乗り物・・・だそうです。
ふむ、乗り物・・・。

ところでこの御所。
平安遷都から長い時間の中で、
焼失再建が繰り返された末・・・、
この場所は里内裏のひとつです。
里内裏ってーのは、御所が火事で焼けた時など、
天皇の奥さんの実家を一時的に仮の御所として使うことを言います。
ここはそんな里内裏のひとつ、土御門東洞院殿が拡張して発展した場所・・・に成るそうです。





御所の築地です。
ここの前、牛車で通ったら・・・、
なんだか映画に使えるような背景です。


「ずいぶん広いわね。歩かされるわね」
晴天はありがたいのですが、ぐんぐん気温が上がってきました。
じーわじわと、文句が出てきたみっちゃんをなだめすかしつつ・・・(^^;)
ええ、広い敷地の御所。
出入り口は、二箇所と、決まっていますので、てくてく・・・壁伝いに歩くのです。
でも、ここで弱音を吐かれても、まだこの先があるのです。

「ここ見学が終わったら、お香のお店に案内するから」
「お香?」
「なんならお店の方、先に行く?」
「嫌よ。もうこっちに来ちゃったんだから、見ないと損よ」
「はいはい(−−;)」

お香の入れ物、香合や香炉をフリマで安くゲットしてくるのが好きなみっちゃんを、
お香でつって先に進ませます。
ノリはほとんど、長い道を行く小学生に、
「OOまで着いたら、アイス買ってあげようねー」
と宥めすかす、引率者の気分です(^^;)



中はものすごい人だかり。
入ってすぐ、
今年のテーマの乗り物が現れました。
葵祭りの牛車です。
おおっ。



承明門から、紫宸殿を臨みます。
この中には、即位の礼の時の高御座(たかみくら)などがあります。
左右には、左近の桜 右近の橘・・・もありましたが、
この写真だと見えませんね(^^;)

でも・・・、
とにかくどこを向いても人だらけです。
途中には、御所グッズを売る店もあって・・・(^^;)
まさに一大テーマパークのノリですわ。
世が世ならば、こんな庶民は入り込めない場所ですが・・・。
ううむ、時代は変わるものですねー。



そしてこちらが清涼殿。
天皇が普段暮らす場所ですねー。
この奥には、
ベッドルームから、
シャワールームまで完備されたお屋敷なのです。


そのまま見学ルートを進むと、
次は小御所。



葵祭りの時の、
斎王行列の等身大ジオラマが再現されています。




こうして・・・。
一気に人波の中流れ流れて、見学終了。

蛤御門から、外に出ました。
すぐ傍の京都ガーデンパレスと言うホテルの前には、
土御門殿の跡碑がありました。



さらに、このホテルの裏。
清和キリスト教会の前にも、清和院の土御門殿の石碑があります。
こちらは一枚の看板もなく、ただ石碑のみ。



長い歴史を刻む京の町ですが・・・。
藤姫のいた土御門殿も、この辺りだったのは間違いないようです。

なんて、思いを馳せるにしてはちょっと寂しい石碑。
平安時代は遠いですねー。


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