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鳩居堂


さて、京都出張で行ってみたかったのは、神社仏閣の他にお買い物のできるお店・・・。
っても旅行中では、下手に物を買い込むと荷物になるので、考えなくては・・・なのです。
で、お土産にもなり、趣味を満たし、しかも大して荷物にならないコンパクトさ・・・の条件を考えると、買うのに調度良い物で思いついたのが、お香(^^)
京都には銀座と同じ「鳩居堂」さんがある事を思い出し、お仕事の合間・・・。
昼食をとりに河原町とゆー繁華街に出たついで、足を伸ばしてバスで京都市役所前で下車。
地図で見る限り、この近くにお店があるようです。

すると・・・、


唐突に市役所前で、桂小五郎と遭遇。
思わず写真に撮ってしまいました(^^;)
いえ、新撰組まんが 渡辺多恵子の「風光る」でかっこいい脇役(敵役ですが)として出ていたので・・・つい。
本当に歴史が深いだけあって、京都を舞台にしたまんがや小説は多いのです(^^)
こんな所にも・・・、と、道端にコロコロ歴史的有名人がいるわけで・・・。。


で・・・、桂さんの前を通り過ぎて、横断歩道を渡りまして見えてきたのは・・・あの織田信長が明智光秀に討たれた場所として有名な本能寺がありました。


ふらりと境内に入ってみましたが・・・、信長さんのお墓があるのを確認した程度で、すぐに出ました。
何しろ時間がない旅で・・・(ToT)
いえ、仕事の合間に京都観光をしようという私の心構えがフザケテいるわけなので文句は言えません(;;)
はあ・・・、でも京都・・・めったに来られないので、本気で満喫したい・・・。
あうっ。
関東から京都は本当に遠い・・・。


などと、ブツブツと湿った後ろ向き、マイナス思考な独り言を内心で(口に出して歩くと、なかなか怖い光景ですから、あくまでも内心ですよー)呟きつつ、商店街をゆくとわりとすぐに、目的地に到着です。


本能寺と目と鼻の先にあった鳩居堂。
銀座のそれは三階あって、いつも人で込み合っておりまして・・・お香ひとつ買うだけで押し合いへし合いになっているのですが・・・。
こちらは一階のフロア−ひとつ。
でも人が少なくてゆったりです・・・。
紫苑のお手紙料紙だの、封筒だの・・・たっぷり「和」グッズのオンパレードです(///)

一通り店内を見て回って、あら・・・「遥か」なお香の説明書まで無料配布されています。
内容は、あかねちゃんたちキャラが映ったモノクロで、それぞれ八葉の好みのお香と、練り香の焚き方などが載っていました。
記念に一枚いただいておきます。
でも、モノクロの上かなり縮小をかけられているので、読むには若干不鮮明かも・・・(^^;)
まあ、それはともかく・・・、やはり足が止まったのはお香のコーナー。


最近になって、フリマでゲットした香合の中に、指先サイズの丸型扁平な物体がありまして・・・。
色合いは蚊取り線香そのものの正体が分からずにいたのですが・・・、ここで同じ物を発見。
お店の方に訊くと「印香(いんこう)」と呼ばれる、風炉などに入れたりする、短時間燃焼型のお香の一種と教えてもらいました。
ふむふむ・・・。
あれこれレクチャーをしていただきながら、お店の方が親切にも、その場にあった印香の種類を代わる代わる炭団を焚いた銀葉にのせて、聞かせてくれます(^^)
ちなみに、お香に関する聞きかじり解説。

印香、練り香の焚き方・・・。

香炉と言う掌サイズの陶器の器に、灰を入れます。
それとは別に、あらかじめ、お香用のミニサイズの炭団(たどん)に火をつけておきます。
炭団とゆーのは、むかしの燃料ですね(中国の留学先ではまだ、冬場や調理などでこの大きいサイズが使用されるのも珍しくない話でした)火桶や火鉢・・・、古典の授業で習うような暖房器具に使う燃料です。

さて、たどんが白く灰になってきたら、その形が崩れないように、香炉の中央に掘った穴に埋めます。
灰に空気の通り道の穴を空けてから、その上に銀葉(ぎんよう)という、薄いガラスのようなプレートを載せます。
このプレートにお香をのせて、上がってくる余熱で「むっくり」香りを焚く・・・。
この香りは嗅ぐではなく、聞く・・・と表現されます。


お店の方がとても親切で色々とたくさん教えて下さるので、香道についてまったくよく分からない初心者にはありがたいことです。
で・・・、印香の中で一番気に入ったのが、「菊花」の香りでした。普段部屋で使っているのは、ここの商品で梅花なのですが・・・。
やっすーと詩紋くんの香りか・・・(^^;)いえ、それはそれで・・・ごほごほ。
と、いうわけで一袋お買い上げ。
2500円でした。
その他にもパンフなど頂きました。
本当にお香は高価なので、お値段も上を見たらきりないくらいの商品のオンパレードです。

色々と説明をして頂いてから、その背後、店内に飾ってあったお香道具のディスプレイ。
「撮ってもいいですか?」
「はい、どうぞ」
と・・・いうわけで、遠慮なく撮影させて頂きます。


上は、お香を作るときの道具ですね。
量りと、練り香を丸める時に使う道具・・・。



こちらは六種の薫物(むくさの たきもの)です。
中には練り香が入ってます。
あ・・・、練り香とゆーのは、お香の原料を蜂蜜や炭で練って混ぜて作るもっとも古い形のお香です。
見た目は「ウサギのフン」と思って下さいませ(^^;)
印香と同じ、香炉で炭団を使って焚きます。


これは伏籠(ふせご)
このように香炉を中に置いて、その周りに衣服をかけてお香の香りを移します。


こっちはお香グッズを収納する棚。
こんなりっぱなお道具をそろえたら素敵ですねー。
でも、狭い我家ではこんなゴージャスな道具は置く場所がないのです(^^;)


と・・・、ここらで昼食の時間は終わりになってしまうので、お店出ました。
今度からまた入用な時は、こんでる銀座の方のお店に行かなくては・・・なのですねー(;;)
と、別れを惜しみつつ、店舗を出たのでした・・・。

2002年12月21日 午後 6:05:59

次回はおまけ・・・です