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アクト12

帰国 そして・・・お茶はどうする?


さて・・・。
「遙遠時空」こと、台湾版の遙かCDも買ってしまい・・・。
はい、ちなみにお値段32元(96円)でございます。
日本のアニメ、ゲームのドラマCD、ボーカルCDは軒並み揃っておりましたが・・・。
これはちゃんと著作権とかとってあるのですかねー?
やっぱり海賊版という物なのでしょうか?(−−;)
最近、海賊版って消費者にとっては安くて良いのですけど、
一生懸命、コストと労力かけて作った作品、無断でコピーされるのって?
と、考え込んでしまったのでした。

同じく、本屋さんで買ったまんがの遙かは、北京語訳ですが、表紙もイラストもまったく水野十子先生の作品でした。
一冊で、80元(240円)・・・あきらかに、CDのが安いです。
こちらの本にはちゃんと、「日本白泉社正式授権台湾中文版」
(日本の白泉社さんから、正式にオッケーもらった台湾語版です)
と書かれている所をみると・・・。
値段から言っても、こちらの本は正式な手順を踏んで出版された物。
CDの方は、違法にコピーされた物・・・。なんでしょうかねー?

さて、夜市をあちらこちらにふらついたものの・・・。
やっぱり、求めるお茶はみつかりません。
いつもどーり美容院に寄ってマッサージつきシャンプーをしてもらって。
「お茶屋さん、この当たりに良いお店、知らない?」
と、お姉さんに訊いたのですが・・・。
「さあ、この辺は知らないわね。台北の駅前・・・新光三越の前にある所なら、いいかも」
「ねーねー、それより。あなたの名前っ、北京語でなんて読むのー?きゃはははは」
(中国では笑いを取るネーミングなんです、私。
オードリーヘップバーンでしたら、笑いにはならないのですけど^^;)
それはともかく、
お茶については、その情報を頂いたのですが・・・。
はい、この時間ではお店は閉まっているのです(;;)
しかも明日は、朝八時にはホテルにお迎えが来て帰国。
とてもお店の開店まで間に合いません(ToT)
ここまで来てっ、ここまで来て・・・やっぱりお茶を手に入れられずっ。
お仕事から帰ってきて、一杯のお茶をすする。
その芳醇な味と香りでホッと、肩の力がぬける・・・。
あの、優しい時間を得る事は出来ないのですかっっ?

がっくり。




疲れきって・・・。
駅の公衆電話から、いつものマッサージ屋さんに迎えに来てもらいました。
十五分くらい駅のロータリーで待っておりますと、すぐにお店のライトバンが到着。
そうなんです、こちらのマッサージ屋さんは送迎付きなんで・・・。
その名も「豪門世家理容名店」日本名では「ダイナスティ理容名店」と書かれてありました。
そしてまた今年も来て、見てしまいました。志村けん(^^;)の看板・・・。
今年は日本人が少ないので、待ち時間もなく個室に通されました。
(お部屋の様子その他は、去年の台湾旅行のページで写真がございます)

お茶・・・なかった。
今年はご年配の女性が、マッサージの係りになってくれました。
でも、お客人よりも、隣の寝虫嬢の係りの方とお喋りに夢中なご様子で・・・。
しかも、北京語ではないようで聞き取りがほとんど出来ない言葉でした。
そんなわけで、がっくり、疲れもあいまって、おばちゃんと会話を楽しむ気力も沸きませんでした。
たっぷり・・・、蒸タオルの温シップをしてもらって、二時間。
2000元(6000円)で堪能させてもらいました。

ああ、明日は朝から帰国。
もうこれでお茶は手に入らない・・・(;;)
しくしく・・・さめざめと、湿り気にひたっておりましたが、思いを断つために、
大分夜も更けた時間ですが、
「もう一度だけ、あのお兄さんのお茶屋さん、行ってもいい?」
訊くと、疲れているとゆーのに、寝虫嬢は快く同行してくれたのでした。

そんなわけで・・・、マッサージ屋さんから帰りは、華西街夜市の近く、龍山寺まで送ってもらいました。
もうお寺の門も閉まった時間です。
ああ・・・、もうあの美味しいお茶は飲む事かなわないのか?
半泣き状態で夜市の定位置に向かいましたら・・・。

・・・・・・・・・っっ?



何事もなかったよーに・・・、お茶屋さんのトラックはそこに止まっておりました。

「ウェイシャマ ゾーテン プゥザイ?(何で昨日いなかったんですかー?)」
「ワイ?(おわ?)」

いきなり人ごみの中から突進して、泣きつく怪しい外国人(−−;)
一瞬、何が起きたのか驚いていた(当然です)お兄さんでしたが・・・。

「・・・・・・?ああ、あんたら」
よく見てみれば、知った顔の日本人。
でも、この時の私は混乱状態なので、興奮が止まりません。
文法も発音も怪しい北京語でひたすらにまくしたてます。
「昨日っ、昨日来たのにっ、いなかったんだもの・・・!
お茶買いに台湾に来たのに、もうお茶、買えないって思ったー・・・!」
「ああ?昨日?・・・昨日は休みとったんだよ(^^;)何だ、買いに来てくれたのか?」
「来たの!」

「そうかい、そうかい(^^)」
ほにゃらー・・・と微笑むお兄さん。
「・・・・・・・・・」
とりあえず、お茶を淹れながら、のんびーり話されると、何だかようやっと落ち着いてきました。
出されたお茶は、
「はぁ・・・」
思わず幸福のため息が漏れました。
やっぱり、今年のお茶も美味しいです・・・。



お兄さんのお茶セット。
細長い杯(おちょこ)と、背の低い杯の二つで一そろい。
はじめに背の高い杯にお茶を入れて、
その次、背の低い杯にお茶を移しておいて。
空になった背の高い杯(聞香杯もんこうはい、といいます)に残った香りを楽しんでから、
お茶を味わいます。

隣にあるのは、餅茶(ビンチャァ)と言って、お茶の葉を
丸く平らに固めたもの。
わりと高価です(^^;)


「あんたら毎回、この店に来るんだね、どうしてだい?」
「そりゃ、ここのお茶が好きだからです」
「(照れっ)へへっ、それは、ありがとなー(///)」

「よく来るが、台湾には仕事でかい?」
「ううん、観光」
「へー。にしてもいつも一緒にいるけども、あんたらは姉妹なのか?」
「元ルームメイトだね」
「ほー・・・。さあ、もっと飲みな」
「はーい」



この色艶。
葉の巻き具合(///)
素敵ですわ・・・。

この葉は、一斤(600g)で
600元(1800円)の品物。


とりあえず、800元と600元の高山烏龍茶を試飲させてもらって・・・。
お財布の中身を確認です。
残ってるお札を全部掻き集めて・・・。
でも、マッサージで使ってしまいましたので、もう2000元くらいしかありませんでした。
ゆえに有り金はたいて、800元(2400円)のお茶を、買えるだけ買い込みます(^^;)
お茶は鮮度で味が左右されますので、半斤(300g)ずつで、
真空パックにしてもらいました。
お兄さんは計る時、どの包みにもちょびっと多めにお茶を入れてくれた上で、
「これは、俺のおごりな」
100元(300円)のお茶を一個ずつ、寝虫嬢共々にサービスしてくれました。

いい人だ・・・(^^)



こうして・・・。
無事、お茶を買うことが出来て、目的達成!
最後まで付き合ってくれてありがとう寝虫嬢(^^)

この次はいつ来られるかなー?

こりない思いを胸に、私たちは翌日、帰国したのでした。

追記
ちなみに、この時買ったお茶。
大事に飲んでるつもりですのに、
もう半分以上使ってしまいました(^^;)
これがなくなったら・・・。
また、どうしますかねー・・・?(−−;)


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