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今夜の番組チェック

遥かなる台北
志村けんの御用達マッサージ屋さん


さて・・・、雨はなんとか小ぶりになりつつありますが・・・。
屋台のよーなお店で、四神スープをすすって小腹も満たした所で・・・次の目的地は・・・。
やっぱり、よーく歩いて疲れた体を癒すマッサージ。
足ツボは昨日行きましたので、今日は全身が良いのです(^^)
また去年と同じ所に行けば、また電話一本で迎えに来てくれるのですが・・・。
まずは現在地の確認・・・。
と、地図を広げて見ます。

場所は雙連(スァンリェン)駅周辺。
と・・・広げた地図の本の中の中に、一枚の広告・・・。
ぬりかべも驚くほどの白塗りの顔に、恐ろしく太い眉毛。
おちょぼ口には、真っ赤な口紅・・・。
この顔は・・・小学生のアイドル、志村けんのバカ殿さま(^^;)

豪門世家・・・、志村けん御用達のマッサージ店とのこと。
全身マッサージで、蒸しタオルの温湿布つき。120分2000元(6800円)
もうかなり疲れていますし・・・ここからなら、十分くらい歩けば着く距離です。

レッツゴーなのです。


すると・・・、道端に妙な物が・・・。
ウエディング姿のキューピーちゃんです。



良く見ると、ここはホテルの前。
問題のキューピーはその前に停まった高級そうな車の前につけられています。
ここで結婚式を挙げた新婚さんが乗るリムジンだったのです。
このホテルの前には、同じ飾りのリムジンが三台停まっていました。
三台目の車の花嫁キューピーは、風のせいか、すっかりスカートがめくれて、純白の下着が見えている状態です(^^;)
な・・・なまめかしいんだか・・・なんだか・・・。
いやん(///)なのです(^^;)


さて、途中曲がり角を反対側に曲がるとゆーポカをやらかしつつ、なんとか十五分ほど歩いた所でマッサージのお店に到着です。
ビルの地下にあるマッサージ店の入り口には、やっぱりこの写真・・・。
バカ殿です(^^;)



写真の脇にあるのは、バリバリ日本語のメニュー表。
店内に下りてみて、驚きました。
なんだかとってもゴージャス・・・を演出しているらしき西洋的なきらびやかなフロントに溜まっているのは、見事に日本人の中高年の方々の山でした(@@)
店員さんもみんな、日本人なれしている様子・・・。

とりあず、コースを頼んでから出されたお茶などすすりつつ・・・順番を待ちます。


ほどなく通されたのが、このような椅子が二つ並んだお部屋です。
背もたれが倒れて、ベットになるこの椅子。
頼めばシャンプー、カット、耳掻き、爪きり、靴磨き・・・なんでもやってくれちゃいますが・・・。
ここは純粋にマッサージでお願いします。

浴衣のよーな上着とズボンに着替えて、ベットに横なります。
すると背中にバフンバフン・・・、蒸しタオルが何枚もたっぷりと広げられて、その上にビニールのシートで覆って・・・蒸されます・・・。
あったかーい・・・。

マッサージをしてくれるのは、三十代のお姐さんです。
「あおむけになってください」
「あし、あげてください」
など、マッサージに必要な基本的日本語はバッチリ出来る様子。

蒸しあがってからは、頭から始まったマッサージ。
両腕、肩、足・・・、満遍なくマッサージされて行きます・・・。
「あー・・・気持ちいい・・・(^^)」
と、ご満悦になって北京語でうっとり呟きますと・・・。
「あら、中国語できるのねー」
「ちょっとだけねー」

と、ここからは中国語で会話が始まりました。
(以下、独断と偏見に満ちた中国訳)

「それじゃあ、日本のスーゴー・・・、私たち社員旅行で安く行けるんだけど・・・。あそこはいい所?」
「スーゴー・・・?」
その部分だけ、頭の中で日本語に変換できませんでした(^^;)はい、勉強不足です。
「スーゴーって・・・どこ?」
「大阪の近くでさ・・・」
「大阪の近くにある地名・・・・・・?」
考えて・・・ようやく思いつきました。
「それって、一、二、三、四・・・の四(スー)に、中国の国(ゴォ)?」
「そう、四国よ」

ようやっと、頭の中で、スーゴーが四国に変換されました。
「で・・・、どんな所?四国」
「あはは・・・、まだ行ったことないの」
「・・・じゃあ、大阪は?」
「そこもまだ行ってない・・・・(^^;)」
「なーにー?じゃあ、大阪も四国も飛び越えて、台湾にきてるの?くすくすくすくすっ(ツボに入った)」
「うん・・・(苦笑)」

「大阪は行ったことないけども、きくところによると、東京よりもご飯が安くて美味しいらしいよ」
「そーなの?ああ、行ってみたいわー」

と、しばらく日本の観光に思いを馳せるお姐さん。
それから会話が、旅行から家族の話に流れて・・・。
「で・・・あなたは学生さん?家族と住んでるの?」
「学生ではないけども、家族とは住んでるの」
「独身?」
「うん・・・貰い手がないのー(^^;)」
「ふーん。じゃあ台湾の男はどう?」
「あはは・・・、どうだろー」
「私にはね、八歳と五歳の子どもがいるのよねー。でも、二人とも男の子・・・。女の子がいいのにねー」
「じゃあ、もう一人生むとか?」
「あはは、そしたら私、もっともっとマッサージやんないとダメじゃなーい」


などと・・・、楽しく会話しながら、あっと言う間の二時間でした。
「来年きたら、私を指名してねー」
とのたまうお姐さんから、名刺をもらい、お店の車でホテルまで送ってもらいました・・・。

ああ、まったり・・・(^^)







さて、翌日です。
午後には帰国する日・・・。
少し歩いて、若者の町、西門に行きました。



甘い匂いにつられていくと、シュークリームを発見。
「堂本屋・日本風味のシュークリーム」とあります。
味はチョコ、イチゴ、生クリーム、カスタード・・・どれを選んでも一個、10元(34円)です。
すかさずカスタードでお買い上げ。
味を指定すると、シュー皮の中にたっぷり・・・クリームが投入されます。
寝虫嬢の買ったイチゴと食べ比べて、どちらも美味しいのです(^^)



そして・・・、再び妙な下着を発見。
赤くて財神の書かれた縁起物(^^;)?




そして、昼には帰国のためにホテルへと帰りました・・・。



今回も台北で言葉を交わした人たちは、みんな明るいいい人ばかりでした(^^)
(麒麟ホテルのフロントのおじさんを除く)
台北駅で道を訊いた時、「日本人かい?」と日本語で道を教えてくれたお爺さん(日本がかつてこの土地を侵略したときの名残りで、この世代の方は日本語がしゃべれるのです)
「気を付けていけよー」と、背中に優しい声を掛けてくれたのが心に染みました。


疲れた際に、道端で拾ったタクシーの運転手さん。
「この車には、CDもテレビもついてるんだ。見るかい?ほら、テレビだ。リモコン式だ」
「きゃああー、前見て運転してっ(@@)」
「なら、CDを聞くかい?何枚も持ってきてるんだ」
「う・・・ん、すごい(お経のCDだ)」
「ふふふ・・・、まだまだまだまだ、あるぞ・・・次は・・・次は・・・」
と言って、次々と新しいCDを聞かせてくれた上に、
「シンゴンサンユエは行ったか?シンゴンサンユエはいいぞー。上に展望台があるから。私のこの服は、そこで買ったのさ」
と、おじさんがしきりに宣伝していたそのお店。
後に「新光三越」の文字が当て嵌まるのだと・・・つまり「三越デパート」だと判明した時のおかしさ。


やっぱり、まだまだこの国には、楽しい所がいっぱいありそうなのです(^^)
帰り道、空港までの途中、バスが止まった免税での両替時間まで利用して、トドメの足ツボマッサージを堪能してから・・・。
すっかりと癒されてから、私たちは機上の人になったのでした・・・。

2003年1月21日 午後 11:44:00